すべての金融機関が対象ではない

国内、国外にかかわらず、現在景気の状況は、変動のスパンが非常に細かく、また、以前に比べ、その指標となる要素も格段に多いものとなっています。このため、各金融機関や、企業の間では、その取引に一層の慎重さが必要になっており、適切で俊敏な判断が迫られることが多くなっています。
こうした取引の参考として、大きな指標となるものに、各機関の格付け調査があり、定期的に実施されることで、安定した経済動向を目標としています。
この格付けには、各企業ごとに様々な分析、算出方法がありますが、基本的な考え方としては、定量分析と定性分析の2つに分けることができます。
定量分析は、過去の実績やデータなどを重視し、その傾向を捉えることで算出する方法ですが、この方法では、過去の実績に基づくもので、基本的には信頼性の高いデータを採取することができます。しかし、急激な市場の変動に迅速に対応することが難しい一面も持っています。
また、定性分析では、実績などの数字的な面ではなく、様々な動向をヒアリングなどを行うことで情報を採取し、それらのソフト面での情報から今後の予測を立てる方式です。この方法は、常に流動的な予測が可能な一方、大きな動向には対処しきれないというデメリットも持っています。
また、これらの格付けは、すべての機関を対象にしていないため、地方などの瑣末な情報について手薄になるという問題もあります。

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